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おすすめランニング本

『体幹トレーニングだけではタイムは削れない!』白取秀司・著 Vol.090

投稿日:2016年6月7日 更新日:

【筋肉サポートタイツはランナーに本当に必要?】
『体幹トレーニングだけではタイムは削れない!』白取秀司・著 Vol.090
『体幹トレーニングだけではタイムは削れない!』白取秀司・著 Vol.090

本日の一冊は、『体幹トレーニングだけではタイムは削れない!』。

最近はコアトレーニング書籍が相次いで発売されていますので、出版社がその真逆を狙ってタイトルをつけたものだと思いますが、中身は至極まっとうな内容です(笑)

著者は鍼灸師・スポーツトレーナーで、女子マラソン日本代表選手や実業団チームのコンディショニングを担当。 近年では青山学院大学(青学)陸上競技部の専属コンディショニングトレーナーとして活躍し、2015年の箱根駅伝で同チームの優勝に大きく貢献。

日ごろ私もコアトレーニングの一環としてプランクを取り入れていますが、「プランクの姿勢に動きをつける」というのは新しい発見がありました。

サポートタイツの話では、「サポートタイツが股関節や膝関節の可動域などの動きを制限してしまうため、逆に負担となり、十分なパフォーマンスを発揮することができなくなります。」私も大いに同感です。国内では「素足を出すのが恥ずかしい」を目的に着用している女性が多いと思いますが、レベルの向上にも関わらず、タイツに頼ることは返って動きにマイナスに働くように思います。

海外では女子選手の多くは素足で、サポートタイツを着用している人はほとんど見かけません。「みんなが着用しているから私も」「ランニングを始めたらまずタイツを購入」日本ならではの光景と言えるでしょう。ロードのランニングとは異なり、トレイルランニングでは防寒対策や転倒時に足を守るといったほかの目的で使用できます。

ケガや故障しない走りを身につけるには、足裏感覚を養うことが重要です。脛骨やくるぶしが痛むランナーの多くは地面を掴む感覚が鈍いことに原因があります。改善のためにはランニングの前に日ごろのウォーキングからしっかり意識する必要があります。本書では「足裏をしっかりと使って走るためのトレーニング」として、ウォーキングドリルも紹介されています。

写真点数は少なめですが、「ストレッチの目的と効果」から「静的ストレッチと動的ストレッチの違い」、クールダウン、食事、ケガの原因・対処法まで一通り網羅されていますから、マラソン入門書の次のステップ書としてぜひチェックしてみてください。

早速、本書の中身を見てみましょう。

▼本書より

≪トップアスリートの4つの共通点≫

①コアがしっかり使えている

②肩甲骨がしっかり動いている

③骨盤の動きがある

④足裏でしっかり地面を捉えている。

 

≪ランナーにとって重要な4つの部位≫

①コア―身体の重心を安定させてブレを防ぐ

②肩甲骨―骨盤と連動して走りの推進力を増幅させる

③骨盤―足を動かす根本で衝撃を吸収する役割もある

④足裏身体のバランスを取りながら蹴りだす

これら4点を偏りなく鍛えることで、ランニングのパフォーマンスはぐんと向上し、タイムを縮めることはもちろん、自分に合った美しいフォームになり、故障しにくい身体へと変化していくのです。

自分の筋肉でしっかり走ることができるのに着用すると、サポートタイツが股関節や膝関節の可動域などの動きを制限してしまうため、逆に負担となり、十分なパフォーマンスを発揮することができなくなります。

フルマラソンで4時間を切れるようなレベルに達していれば、十分な筋力がついている証ですから、サポートタイツを着用する必要はないでしょう。

可動域の限界まで身体をグッとのばし、数十秒間静止する静的ストレッチを行う人がいますが、これは、身体を休める方向に神経系が作用され、ランニングに必要な反応時間の低下につながってしまうため適していません。

各競技特有の動きを取り入れた動きなどで腕や脚などをリズミカルに動かし、関節の可動域を広げて、筋肉の温度を上げる動的ストレッチが効果的です。

走った後のすぐの入浴は身体によくない!?走った後、大体1時間ぐらいは筋肉が熱を持っていて、まだ筋肉は働くモードにあり、ダメージを受けている状態。熱いお風呂に入ってしまったら、いつまでも筋肉が休まりません。

入浴後のストレッチは効果的!冷たくなっているゴムは伸ばすとすぐに切れてしまうけれど、温かいとよく伸びますよね。これと同じで、筋肉も温度が上がっている状態の方が柔軟性がありますから、温度が上がっている入浴後にストレッチするとストレッチの効果を大変得やすくなります。

【筋肉サポートタイツはランナーに本当に必要?】
『体幹トレーニングだけではタイムは削れない!』白取秀司・著 Vol.090







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“キャプテン”安藤大(あんどう ひろし)
トレイルランナーズ大阪代表
米国UESCA認定ウルトラランニングコーチ
ランニング歴25年以上
トレイルランニング歴15年以上
コーチ指導歴12年以上

日本では数少ないマラソンとトレイルランニングの両面を指導できるランニングコーチ。大阪府出身。2012年に起業、実践と科学的知見に基づいた指導は「具体的でわかりやすい」と初心者の指導に定評がある。歯に衣を着せぬストレートな物言いが評判。

自身も現役のランナーで過去15年間で100大会以上に出場をし、ランニングを通じて日本中・世界中を飛び回るという「夢」を実現し、28か国30地域のレースに出場。

2012年から『はじめてのトレイルラン』教室を開講し、1万人超が体験する人気に。山でのマナーや安全な走り方の啓蒙活動にも注力し、グループで走る楽しさを伝え続けている。

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