トレイルランナーズ大阪公式サイト はじめてのトレイルラン講座

トレイルランナーズ大阪は関西を中心にトレイルランニングツアー、運動初心者向けランニング練習会を通年開催!トレランを始めるにあたっての服装や装備、山でのマナーから、トレイルランの登りと下りの基本まで学べます。ぜひ体験ご参加ください。Our TrailRunners Osaka are challenging group running events that take participants to a whole new level from beginners to experience runners. TEL 050-3633-6110 info@trailrunrun.com

おすすめランニング本

『アドベンチャーレースに生きる!』田中正人・著、田中陽希・著 Vol.124

投稿日:2017年3月2日 更新日:

【アドベンチャーレースから学ぶチームの役割とは?】

『アドベンチャーレースに生きる!』田中正人・著、田中陽希・著 Vol.124

『アドベンチャーレースに生きる!』田中正人・著、田中陽希・著 Vol.124

 

皆さまは、「日本山岳耐久レース(ハセツネCUP)」の第一回大会優勝者をご存知でしょうか?

本日の一冊は、ハセツネCUP第一回大会優勝者で20年以上にわたり活動を続けているイーストウィンドを率いる田中正人さん、チームメンバ一の裏舞台を紹介した一冊。

共著者は、同じくイーストウィンドのメンバーで、皆さまご存じの方も多い『日本百名山ひと筆書き』『日本二百名山ひと筆書き』の田中陽希さん。

20年の歴史を持つ老舗チーム『イーストウィンド』において、過去にどのようなメンバーが関わってきたのか、その中には現在はプロトレイルランナーとして活躍する石川弘樹さんやトライアスリートの白戸太郎さん、田中正人さんの奥さんの語りまで含まれ、読み物として面白い内容です。

より面白くしているのは田中正人さんと田中陽希さんの2人の視点で、チームについて語りが綴られていることです。

2人の会話の対比を読んで、結局のところ、チームの役割というのは人を励ますことにあるのではないかと思います。チームでやってしまいがちな「間違い」や関係を修復していく上での行動や考え方が学べます。

イーストウィンドがたどった道のりを追体験できる内容で、 アドベンチャーレースの過酷さと素晴らしさを、同時に体験させてもらった気がします。

巻末には田中陽希さんの言葉で、<実はいま、2018年以降の自らの新たな挑戦として「日本三百名山全300山の一気踏破」を構想している>次なる挑戦への発言もあります。

これは、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

【アドベンチャーレースから学ぶチームの役割とは?】
『アドベンチャーレースに生きる!』田中正人・著、田中陽希・著 Vol.124

◆目次◆

第一章 田中陽希 アドベンチャーレーサーとしての僕の道

白銀の世界から飛び込んだアドベンチャーレース/あの頃、誰かのせいにしていた弱い自分/もっと強くなりたい! 世界の果てから、日本百名山の旅へ/非日常が日常化していく、日本二百名山への挑戦/人との出会いが教えてくれた大切なこと/イーストウインド、次期リーダーとしての決意

第二章 田中正人 人生すべてをアドベンチャーレースに捧げて

研究者からプロ・アドベンチャーレーサーへの転身/極貧時代を共に過ごした仲間たち/「パンの耳では子どもは育たんぞ! 」/衝撃が走ったメンバーからのひと言 /世界で勝つため、真のリーダーを目指す/レースは予想外の出来事の連続/僕らを支えてくれる人たち/「弱い人を引き上げる」チームワークの方程式/陽希の弱さと強さ

第三章 仲間たちが語る 自分にとってのイーストウインド

イーストウインド参戦レース一覧

白石康次郎:イーストウインドは僕の青春だった

白戸太朗:本音でぶつかりあった仲間

石川弘樹:田中正人から学んだ競技者としての姿勢

平賀 淳:生きるべき道が見えた場所

駒井研二:アスリートカムで活きるレース経験

佐藤佳幸:言葉がなくても、わかり合える瞬間がある

和木香織利:大きな確執を乗り越え最高のチームが生まれた

西井万智子:見たことのない世界で知らない自分と出会う

竹内靖恵:妻から見たイーストウインド〈手記〉

第四章 田中陽希 現在地を知り、未来の道をつくる

山北が離れ、新たなチーム編成に/『2016年オーストラリア世界選手権』への始動/課題のひとつはパドリング/レース中の「睡眠」をどうとらえるか/イーストウインドのこれから







-おすすめランニング本

執筆者:


comment

関連記事

『超一流の食事術』アイザック・H・ジョーンズ・著 vol.91

【高カロリーの食べ物を摂るから太るのではない】 『超一流の食事術』アイザック・H・ジョーンズ・著 vol.91 最近は健康やダイエット本が相次いで発売されていますが、新しく「良質なアブラを摂ることの重 …

『「走り」の偏差値を上げるマラソン上達ノート』松本翔・著 Vol.071

【東大式マラソンメソッドの第二弾!】 『「走り」の偏差値を上げるマラソン上達ノート』松本翔・著 Vol.071 マラソン練習をがんばっているのに結果が思うように出ない…。 市民ランナーのな …

『一流はなぜ「シューズ」にこだわるのか』三村仁司・著 Vol.106

【金メダリストシューズ制作の舞台裏を公開!】 『一流はなぜ「シューズ」にこだわるのか』三村仁司・著 Vol.106 野口みずき、高橋尚子、イチローを足元の面からサポートしてきた世界一のシューズ職人が教 …

「「カン違い」だらけの体幹トレーニング」雑誌ターザン(Tarzan)2/12 Vol.008

「「カン違い」だらけの体幹トレーニング」ターザン(Tarzan)2/12号 トレイルランナーズ大阪の安藤です。 雑誌ターザン(Tarzan)の2/12号は、「「カン違い」だらけの体幹トレ」。巻頭インタ …

『登山外来へようこそ』大城和恵・著 Vol.116

【三浦雄一郎さんのチームドクターが語る山岳リスク指南】 『登山外来へようこそ』大城和恵・著  Vol.116 本日の一冊は、日本人初の国際山岳医で、2013年に三浦雄一郎さんが80歳でエベレスト登頂に …

3,368人がいいね!公式Facebookページ

“キャプテン”安藤大(あんどう ひろし)
トレイルランナーズ大阪代表
米国UESCA認定ウルトラランニングコーチ
ランニング歴25年以上
トレイルランニング歴15年以上
コーチ指導歴12年以上

日本では数少ないマラソンとトレイルランニングの両面を指導できるランニングコーチ。大阪府出身。2012年に起業、実践と科学的知見に基づいた指導は「具体的でわかりやすい」と初心者の指導に定評がある。歯に衣を着せぬストレートな物言いが評判。

自身も現役のランナーで過去15年間で100大会以上に出場をし、ランニングを通じて日本中・世界中を飛び回るという「夢」を実現し、28か国30地域のレースに出場。

2012年から『はじめてのトレイルラン』教室を開講し、1万人超が体験する人気に。山でのマナーや安全な走り方の啓蒙活動にも注力し、グループで走る楽しさを伝え続けている。

取材やイベント参加、個別ランニング指導のお問い合わせは…
050-3633-6110
info@trailrunrun.com
www.trailrunrun.com/blog
ameblo.jp/powersports(Official Blog)
facebook.com/trailrunrun(Facebook)
instagram.com/andoohiroshi(Instagram)
twitter.com/andohiroshii(Twitter)

Verified by MonsterInsights