トレイルランナーズ大阪公式サイト はじめてのトレイルラン講座

トレイルランナーズ大阪は関西を中心にトレイルランニングツアー、運動初心者向けランニング練習会を通年開催!トレランを始めるにあたっての服装や装備、山でのマナーから、トレイルランの登りと下りの基本まで学べます。ぜひ体験ご参加ください。Our TrailRunners Osaka are challenging group running events that take participants to a whole new level from beginners to experience runners. TEL 050-3633-6110 info@trailrunrun.com

おすすめトレイルランギア

【レビュー】Salomon S-Lab Peak20の使い方、活用方法

投稿日:2017年4月3日 更新日:

【ファストパッキング、ウルトラハイクに。サロモンから20Lリュックが登場!】
Salomon(サロモン)S-Lab Peak20

ファストパッキングやウルトラハイク、サハラ砂漠マラソンなど複数日程にわたるステージレース向けに製作された 「Salomon(サロモン)S-Lab Peak 20」。これまでこの大きさのリュックは、Raidlight(レードライト)やWAA(ダブリュー・エー・エー)、OMM、ULTIMATE DIRECTION(アルティメイト ディレクション)の市場でしたが、サロモンから新製品が登場しました。

「トレイルランリュックのおすすめはありますか?」とシューズのおすすめと並んでよく尋ねられますがデザインやカラー、サイズ、収容力、何を優先したいかによって好みは人それぞれだと思います。

僕はULTIMATE DIRECTION(アルティメイト ディレクション)のファストパック/FAST PACK 20Lや30Lにレッドカラーが出ていれば購入していたかもしれませんが、現行モデルはグリーンとブルーのみで色が好みに合いませんでした(笑)

「Salomon(サロモン)S-Lab Peak 20」を選んだ理由

  • 軽超量!わずか450g。ベストタイプで腰への負担も少ない。
  • フロント部分に750mlのソフトフラスクが2本入る。
  • フロント部分に4つのポケット。
  • 後ろにも750mlの飲料ボトルが2本入る。
  • 工夫により5、6泊の登山縦走の荷物は入れることができる。

さまざまな20Lバックパックを調べたうえで「Salomon(サロモン)S-Lab Peak20」を選んだ理由は「軽かったから」。毎週末トレイルランに出かけ長時間の登山やトレイルランでも快適に運動するためには、リュックの重さは考慮すべき点です。なぜなら一度購入すればその重さを変えることができないものだからです。僕はこれまで”アルプス越え”という名のマウンテンバイクツアー用に設計された人気のモデル「deuter(ドイター)トランスアルパイン30」を使用していましたが、ラダーやガスコンロまで入れると全体重量が重くなりすぎで、腰に大きな負担がかかっていました。

後ろには750mlの飲料ボトルが2本入る。実地で使用した印象としては立ち止まりリュックを下ろして飲料を飲むことを想定しているようで、トレイルランニング中に取り出そうとしたりリュックを下ろしたりするときにはボトルが落ちやすく注意が必要。フロント750m×2本、バック750ml×1.5で長距離登山縦走中に合計3リットルの水を持ち運べることになります。

フロント部にはソフトフラスク×2本やトレッキングポールが収納できます。ソフトフラスク750mlを差せば、走行中に取り出さずにそのまま水を飲むことができます。伸縮性のあるメッシュ素材のためウォーターボトルも入ります。

フロントポケット×2にはカメラや大きめのスマホもすっぽりと入ります。

ホイッスルも標準装備。フロント部には写真のような輪っか(白)が無数にあるので、カラビナなどでコースマップやマグカップといった必要品も取り付けできます。

サイドの脇部分にはフィット感を高めるためのバンジーコードが付属しています。

リュック頭頂部のバンジーコードを引っ張ることでコンプレッションが効き、リュックの揺れによる不快感を軽減することが可能です。荷物が多い時はいいですが少ない時にはリュックの揺れが気になるもの。

取り外し可能なブルーのパッドが入っています。極限まで軽量化を図るために生地の多くは穴の開いたメッシュで通気性が良く、とにかく軽い!

軽い!軽量化のための工夫として背面部のパッドもぺらぺら。取り外して山で敷き物代わりにすることもできます。

荷室は一つ。ここは好みの分かれるところかもしれません。

メッシュ素材の敷居があり、一応二室に分けることができます。

総評
まだ使用期間は浅く「全体的に軽量性を重視しているため耐久性はどうか」「バンジーコードが煩雑で身体にフィットさせるのにコツがいる(人によっては難しい)」などありますが、まだ何とも言えません。一つ残念に感じた点はハイドレーションには未対応なことです。ただし前後のポケットに合計3Lの水が携帯できるので問題はありません。たとえ耐久性のマイナス面があったとしても20Lでこれだけコンパクトで超軽量なリュックは魅力です。トレーニングラダー(はしご)やお風呂の着替えの荷物などを収納してもまったく苦にならず快適に走れています。

【ファストパッキング、ウルトラハイクに。サロモンから20Lリュックが登場!】
Salomon(サロモン)S-Lab Peak 20

収納力
フロント部に2つの750mmlソフトフラスクが収納可能
フロント部に2つの大きなポケット
肩の部分に2つのメッシュポケット
背面に2つの750ml飲料ボトルが収納可能

商品概要
重量:1250g
原産国: ベトナム
表地: ナイロン、耐水圧 500mm
重量:450g
容量:20L以下
寸法:タテ46cmxヨコ28cmxマチ15cm
ポケットの数:8(外側8/内側0)
サイズ展開:S、M、L
※参考に身長183cm、体重66kgの僕でMサイズ







-おすすめトレイルランギア

執筆者:


comment

関連記事

関連記事はありませんでした

3,368人がいいね!公式Facebookページ

“キャプテン”安藤大(あんどう ひろし)
トレイルランナーズ大阪代表
米国UESCA認定ウルトラランニングコーチ
ランニング歴25年以上
トレイルランニング歴15年以上
コーチ指導歴12年以上

日本では数少ないマラソンとトレイルランニングの両面を指導できるランニングコーチ。大阪府出身。2012年に起業、実践と科学的知見に基づいた指導は「具体的でわかりやすい」と初心者の指導に定評がある。歯に衣を着せぬストレートな物言いが評判。

自身も現役のランナーで過去15年間で100大会以上に出場をし、ランニングを通じて日本中・世界中を飛び回るという「夢」を実現し、28か国30地域のレースに出場。

2012年から『はじめてのトレイルラン』教室を開講し、1万人超が体験する人気に。山でのマナーや安全な走り方の啓蒙活動にも注力し、グループで走る楽しさを伝え続けている。

取材やイベント参加、個別ランニング指導のお問い合わせは…
050-3633-6110
info@trailrunrun.com
www.trailrunrun.com/blog
ameblo.jp/powersports(Official Blog)
facebook.com/trailrunrun(Facebook)
instagram.com/andoohiroshi(Instagram)
twitter.com/andohiroshii(Twitter)

Verified by MonsterInsights