こんにちは。トレイルランナーズ大阪の安藤です。
▼登山・トレイルランの冬用手袋(グローブ)を探しています
一段と気温が下がるにつれて、手袋購入に関するご相談が増えています。特に女性はランニング時の末端の冷えが気になるようですね。登山・トレイルラン用の手袋(グローブ)は、星の数ほど出ていますが、値段も3,000円~5,000円帯、5,000円~8,000円帯、性能や重さまでバラバラです。
「正直、どれを選んだら良いのかわからない!」
っていう方が多いと思います。手袋(グローブ)に関しては、僕も同じ悩みを持つ一人です。
そこで、まずは手袋(グローブ)の選び方のポイントをご紹介します。
店頭で、写真のように異なる製品の手袋(グローブ)を片手づつ、はめます。すると、ある程度の暖かさの違いを実感できます。一番いいのは、実地テストですけれどね。
▼ 完全防水、防風の最強のSealSkinzシールスキンズの手袋(グローブ)!
そこで、いろいろトレイル上でテストした中で、個人的におすすめをご紹介します。使用して、「すぐに穴が開いてしまった。。」ご紹介できない商品もありますが、それはご紹介しないことにします。(笑)
商品名:SealSkinz(シールスキンズ)男性用 オールウェザーサイクルXPグローブ/All Weather Cycle XP Glove
商品名:SealSkinz(シールスキンズ) 女性用 オールウェザーサイクルXPグローブ/Women’s All Weather Cycle XP Glove
英国デザインのブランド。元々は、防水ソックスで広く知られたブランドです。デザイン性と縫製感が気に入りました。
このグローブ特徴も、
・全天候・オールシーズン対応!
・完全防水、防風、優れた透湿性。
・雨でも平気!雪もつかめます。
フィット感は、ぴったりめ。商品名どおりランニング用ではなく、自転車用グローブです。ですので、このように手の平にグリップがあります。実は、これがトレイルランニングには最適なのです。足の太ももを押す、腕押しに汗滑りしずらく活躍します。下りが苦手という方も安心して手がつけますし、ちょっとした岩場登りも何のその。栃木・日光での厳冬期の積雪トレイルランでもテスト済みで、行動中の汗蒸れも気になりませんでした。
毎日の通勤自転車にも、このグローブがあれば安心です。もしトライアスリートやサイクリストであれば、買い!でしょう。
一点だけ、補足。「タッチスクリーン対応」とメーカーホームページや商品解説サイトにもありますが、複数の同一製品で、僕が自分のスマホでテストしてみた限りでは、動作しませんでした。それを補っても購入価値のある逸品です。同メーカーの製品で、「DragonEye Glove」もいいかもしれませんね。
指先がかじかんでしまうような低温環境下での手袋選びのポイントは、
・風を遮断(これが大事)
・汗蒸れしないこと
この2つが大事です。「○○産の高級素材を使っています」が最も大事ではないということに、注目です。
▼またそこまでの値段・機能を必要としない方には、迷わずこれ!
商品名 フラッドラッシュ EXPグローブ(写真右)
北極圏では、このファイントラックの手袋(グローブ)の二重レイヤリングをもってしても対応できませんでしたが(それが理由で、冒頭のシールスキンズを購入しました)、国内の厳冬期ぐらいは対応できる保温性を備えています。少々の雪や雨ははじき、抗菌防臭効果が優れもの。個人的な使用感では、ポーラテック(Polartec)素材の手袋(グローブ)製品より、暖かいなという印象です。
管理人:大阪府生まれ。トレイルランナーズ大阪代表、米国UESCA認定ウルトラランニングコーチ。2012年に起業、日本では数少ないマラソンとトレイルランニングの両面を指導できるランニングコーチ、マラソン作家。指導歴12年で、初心者にもわかりやすい指導と表現で定評がある。
自身も現役のランナーで過去15年間で100大会以上に出場をし、ランニングを通じて日本中・世界中を飛び回るという「夢」を実現し、28か国30地域のレースに出場。
2012年から『はじめてのトレイルラン』教室を開講し、1万人超が体験する人気に。山でのマナーや安全な走り方の啓蒙活動にも注力し、グループで走る楽しさを伝え続けている。2024年10月にAmazon(アマゾン)より電子書籍『極寒!はじめての北極マラソン』を初出版。