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ランニングの胃腸トラブル対策『RUN+TRAIL(ラン・プラス・トレイル)2016年6月号』Vol.82

投稿日:2016年5月7日 更新日:

【ランニングの胃腸トラブル対策】
『RUN+TRAIL(ラン・プラス・トレイル)2016年6月号』Vol.82
『RUN+TRAIL(ラン・プラス・トレイル)2016年6月号』Vol.82

本日は『RUN+TRAIL(ラン・プラス・トレイル)』最新刊です。2012年3月から刊行されているトレイルランニングの専門誌です。

巻頭特集は100マイルレース開催を目指した九州初の100キロトレイルランレース「ASO ROUND TRAIL」。そして、ロングレーサーであれば経験のある方も多い「胃腸トラブル」。胃腸トラブルの原因はいったい何なのか?を深く考察しています。ほか「正しいフォームとは?」「階段式トレーニングの方法」など。

私はマラソンからトレイル、さまざまなレースを完走しその中には100キロ、100マイルレースも含まれますが、一度も胃腸トラブルを経験しことはありません。「胃腸が強いのでしょう?」と言われますが、トラブルなしに不思議はなし。気を配っていることが多くあり、一つをご紹介します。

「摂取量、カロリー」を気にする人はいますが、摂取の「タイミング」まで注意している人は、少ないように思います。日ごろの食事のリズムがレースにもたらす影響は想像以上に大きいです。たとえば、日ごろ朝食抜きの人がレース当日だけたっぷり朝食を食べたり。日ごろ20時に夕食を食べる人がレース当日はその時間帯に何も口にしなかったり。胃液は日ごろの食事時間に分泌されますので、こうした行動は少なくとも胃腸への大きな負担となります。

「レース中何も食べ物を口にしていないのに」それを胃に負担をかけないことだと思われている方もいますが、口にしないことも胃腸への負担をもたらします。

日ごろから自分に合った補給食を探し、実際にトレイルランの中でテストをしておくこと。

レース中は「何を食べるか」以上に「何を食べないか」も重要です。

前日にステーキ、トンカツなどの肉食は胃への負担となるので避けましょう。

▼ここから

水を飲んで、すぐに滝汗のように出ていってしまう場合は塩分が足りません。

走っていると手がむくむ、そんなときは塩分不足の可能性大です。

固形か水分かで言えば、水分としてエネルギー摂取をしたほうが内蔵には負担が少ない。

いま食べているものが、いつ自分の身体を動かしてくれるのかを知っておくべきなのです。

宇宙飛行士が宇宙空間に滞在する前と滞在した後の筋肉量を測定した研究では、速筋の筋肉量はそれほど変化しなかったが、遅筋は低下が著しく、部位によっては数十%も細くなったと報告されている。

運動後できる限り早くアミノ酸と糖質を摂取することで、疲労からの回復を早めることができる。

▲ここまで

ランニングフォームレッスン依頼を受けて感じることは、多くのランナーがタイムの伸び悩んだときに「筋トレ」と「ロング走」、この2つに取り組まなければならないと考えていること。問題はもっと別のところにあるかもしれません。本書にはそのヒントがあります。

今後トレイルのロングレースにチャレンジされる方はぜひチェックしておきたい一冊です。

【ランニングの胃腸トラブル対策】
『RUN+TRAIL(ラン・プラス・トレイル)2016年6月号』Vol.82







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“キャプテン”安藤大(あんどう ひろし)
トレイルランナーズ大阪代表
米国UESCA認定ウルトラランニングコーチ
ランニング歴25年以上
トレイルランニング歴15年以上
コーチ指導歴12年以上

日本では数少ないマラソンとトレイルランニングの両面を指導できるランニングコーチ。大阪府出身。2012年に起業、実践と科学的知見に基づいた指導は「具体的でわかりやすい」と初心者の指導に定評がある。歯に衣を着せぬストレートな物言いが評判。

自身も現役のランナーで過去15年間で100大会以上に出場をし、ランニングを通じて日本中・世界中を飛び回るという「夢」を実現し、28か国30地域のレースに出場。

2012年から『はじめてのトレイルラン』教室を開講し、1万人超が体験する人気に。山でのマナーや安全な走り方の啓蒙活動にも注力し、グループで走る楽しさを伝え続けている。

取材やイベント参加、個別ランニング指導のお問い合わせは…
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