【DVD付きで”読んで””見て”わかる!動的ストレッチの入門書】
『カラダの反応が劇的に変わる!動的ストレッチ』中野ジェームズ修一・著 Vol.129
ランニングなどスポーツの前に行うと効果的とされる、動的ストレッチに関する入門書。
著者は、30冊以上の著書を持つフィジカルトレーナーで、2014年から青山学院大学陸上競技部の専属 トレーナーとしても活躍する、中野ジェームズ修一氏。
DVD付属で”読んで””見て”、実際の動きの映像を見ながらトレーニングできる内容になっています。
本書で紹介されている競技別ストレッチは野球、サッカー、ランニング、水泳、バスケットボール、テニス、バレーボール、ゴルフ。ランニングに関するストレッチ紹介が少ないのは残念ですが、全部で8つが紹介されており、股関節や肩甲骨周辺群の柔軟性を高めるのに役立ちます。「静的ストレッチと動的ストレッチの違い」「ストレッチの効用について」は、本書を読めばひと通り理解できると思います。
ランニングの前やマラソン大会の前に腱や靭帯をぐいぐい伸ばすストレッチをしていませんか?
思い当たる方やこれまで何のストレッチも練習に取り入れられていなかった方、身体が固いと感じる方には、 効果が感じられること間違いなしです。
DVD付属でこの値段はお得です。ぜひチェックしてみてください。
▼本書より
運動前には「動的ストレッチ」、運動後には「静的ストレッチ」が効果的
「静的ストレッチ」とは、一定時間同じ姿勢を保ち、静止した状態で筋肉を伸ばす運動。
「動的ストレッチ」とは、ある動きを一定回数繰り返しながら、関節や筋肉に刺激を与える運動。
動的ストレッチが運動前に適しているのは、「ストレッチの動きに、競技中の動作が組み込まれている」
静的ストレッチ
メリット
①継続的な身体の柔軟性の維持・向上につながる。
②安全・確実に筋肉を伸ばすことができる。
③リラックス効果があり、競技後や就寝前に行うのが最適。
デメリット
①筋肉の温度(筋温)が十分に上がらないので競技前には不向き。
②競技前に入念に行うと逆にパフォーマンス(動きの質)が下がることもある。
動的ストレッチ
メリット
①筋温が上がり、血流が増えて、筋肉だけでなく心臓の準備にもなる。
②関節の可動域が広がることで、動きがなめらかになり、ケガの予防になる。
③競技前のウォームアップとして最適
デメリット
①少し興奮状態になるので、競技後や就寝前には不向き
②各競技の動作に会う動きを実践するためには、学問的な知識が必要。
【DVD付きで”読んで””見て”わかる!動的ストレッチの入門書】
『カラダの反応が劇的に変わる!動的ストレッチ』中野ジェームズ修一・著 Vol.129
管理人:大阪府生まれ。トレイルランナーズ大阪代表、米国UESCA認定ウルトラランニングコーチ。2012年に起業、日本では数少ないマラソンとトレイルランニングの両面を指導できるランニングコーチ、マラソン作家。指導歴12年で、初心者にもわかりやすい指導と表現で定評がある。
自身も現役のランナーで過去15年間で100大会以上に出場をし、ランニングを通じて日本中・世界中を飛び回るという「夢」を実現し、28か国30地域のレースに出場。
2012年から『はじめてのトレイルラン』教室を開講し、1万人超が体験する人気に。山でのマナーや安全な走り方の啓蒙活動にも注力し、グループで走る楽しさを伝え続けている。2024年10月にAmazon(アマゾン)より電子書籍『極寒!はじめての北極マラソン』を初出版。