【トレイルランニングトップアスリートの思考に迫る!】
本日の一冊は、『極限力』。国内外のトップアスリート16人の思考がわかるドキュメント・レポート。
インタビュー形式のレポートが中心のためその内容紹介は控えますが一部、
<「「トップと何分差ですか?3分!」エイドステーションのスタッフにタイムを確認した鏑木は、給水することなく猛追を開始する。」>
日本山岳耐久レース(ハセツネCUP)で鏑木毅さん、時間ロスを惜しんで、月夜見で給水せずにそのまま走り続けたエピソード…総距離71km。累積標高差4582m、レース中唯一のエイドステーションで水を補給しない、ちょっと一般的には考えられません。
スポーツは、成功からも失敗からも学ぶことがありますが、その両方を学ぶとよいです。走力こそ違えど、読者はここから多くを学べるはずです。
ぜひ読んでみてください。
【トレイルランニングトップアスリートの思考に迫る!】
限界とは、いったいなんなのだろうか。
実際に限界を超えた体験をしたことがある人は、そもそもどれほどいるのだろうか。
多くの人はむしろ、自分で限界というラインを引いているのかもしれない。これはスポーツに限ったことではない。
ビジネスや日常生活のあらゆるシーンに応用できる力、限界の向こう側、極限の世界へと誘う“極限力”ともいうべき未知の能力。“極限力”とは、本来だれもが持っている秘められた能力なのかもしれない。だが、その力を体得・体感・実践すること自体がとても難しい……。
【コンテンツ】
極限の世界
山本健一 〝睡魔〞という魔物
上田瑠偉 限界の〝向こう側〞
横山峰弘 〝時間〞という壁を越えて
松本 大 青空へと続く扉の 〝カギ〞
大瀬和文 名もなき草に輝きを放つ〝雑草魂
吉住友里 限界を知らぬパワーの〝源〞
望月将悟 すべては〝自分〞のために
宮原 徹 突破すべき〝最大の壁〞
渡邊千春 やることはただ〝一つ〞だけ
小野雅弘 願わくは、〝七難八苦〞を
丹羽 薫 もう一つの走る〝理由〞
井原知一 見たことのない〝景色〞へ
松永紘明 這い上がり続ける〝不撓不屈〞のスピリット
渡部春雅 厳しいほどに〝楽しむ〞思い
奥宮俊祐 未見の力が引き出す〝魂〞の走り
石川弘樹 〝その先〞にある未知の世界
付録
日本アウトドア・ランニング ショートヒストリー
日本アウトドア・ランニング 主要トピックス年表
余禄
Don’t think, feel.―右脳で走れ―
管理人:トレイルランナーズ大阪代表、米国UESCA認定ウルトラランニングコーチ。大阪府生まれ。日本では数少ないマラソンとトレイルランニングの両面を指導できるランニングコーチ。大阪府出身。2012年に起業、実践と科学的知見に基づいた指導は「具体的でわかりやすい」と初心者の指導に定評がある。歯に衣を着せぬストレートな物言いが評判。
自身も現役のランナーで過去15年間で100大会以上に出場をし、ランニングを通じて日本中・世界中を飛び回るという「夢」を実現し、28か国30地域のレースに出場。
2012年から『はじめてのトレイルラン』教室を開講し、1万人超が体験する人気に。山でのマナーや安全な走り方の啓蒙活動にも注力し、グループで走る楽しさを伝え続けている。