【仕事の疲れを翌日に持ち越しがちな方は必読】
『なぜ、一流の人は「疲れ」を翌日に持ち越さないのか』裴英洙・著 Vol.107
書店で店頭に並んでいたので新書だと思いましたが、2014年発刊の本でした。
いまだに売れ続けているということはビジネスマン向けの健康本は、もはやブームを過ぎて定着したと言っていいでしょう。
※参考:『ジョコビッチの生まれ変わる食事』
※参考:『一流の人はなぜそこまで、コンディションにこだわるのか?』
著者は医師、医学博士、MBAホルダーで現在も医師として臨床業務をこなす。
気になるポイントを、いくつか見て行きましょう。
▼本書より
どれくらいまでやれば疲れるか、どれくらいが自分の「疲れの限界」なのかをすでに知っているビジネスパーソンはそれ以上のリミットを決して超えません。
疲労感は減らせても疲労は減らせない。
疲れには3つの種類がある。「肉体的な疲れ」「精神的な疲れ」「神経的な疲れ」
眠気を妨げる行為。4時間以内のカフェインの摂取、寝たばこ、寝酒、熱いお風呂、寝る3時間前までの食事、携帯電話やコンピュータなど目に刺激を与えるもの、夜中のコンビニやスーパーで光を浴びること。
寝る前のシャワーも睡眠を妨げる要因。
キャベツには「ビタミンU」が含まれていて、主な働きは遺産を抑えたり胃の粘膜の新陳代謝を活発にしたりすることです。付け合わせのキャベツを食べることによって、胃もたれせずに大好きなとんかつが食べられる。
健康的な食事は「何(What)」を食べるかだけでなく、「どう(How)」「いつ(When)」も大切なのです。
飲む前に食べる、が一番手っ取り速く酔いを遅らせる方法。
強いお酒のときだけではなくどんなお酒を飲む際にも”チェイサー(水)”を頼む習慣をつける。
疲れているから肉を食べないではなく、肉を食べないから疲れている。
▲
仕事に食習慣、睡眠、日常生活における基本習慣がテーマとなっています。
著者は医師で医学博士ということですが述べられている内容に医学的根拠の背景説明が乏しいのが気になりちょっと詰め込みすぎた感が否めませんが、こうした健康本を読むのが初めての方には広く学べる内容だと思います。
ぜひ読んでみてください。
【仕事の疲れを翌日に持ち越しがちな方は必読】
『なぜ、一流の人は「疲れ」を翌日に持ち越さないのか』裴英洙・著 Vol.107
管理人:トレイルランナーズ大阪代表、米国UESCA認定ウルトラランニングコーチ。大阪府生まれ。日本では数少ないマラソンとトレイルランニングの両面を指導できるランニングコーチ。大阪府出身。2012年に起業、実践と科学的知見に基づいた指導は「具体的でわかりやすい」と初心者の指導に定評がある。歯に衣を着せぬストレートな物言いが評判。
自身も現役のランナーで過去15年間で100大会以上に出場をし、ランニングを通じて日本中・世界中を飛び回るという「夢」を実現し、28か国30地域のレースに出場。
2012年から『はじめてのトレイルラン』教室を開講し、1万人超が体験する人気に。山でのマナーや安全な走り方の啓蒙活動にも注力し、グループで走る楽しさを伝え続けている。