【金哲彦氏推薦!】
『51歳の初マラソンを3時間9分で走ったボクの練習方法』鶴見辰吾・著
本日は俳優で芸能界屈指のロードバイクアスリート、鶴見辰吾さんによるランニング自叙伝。
帯には「すぐに実勢できるテクニック満載です!金哲彦氏推薦!」とありますが具体的なテクニックは紹介されていません。中身はロードバイクやマラソンをはじめたきっかけ、ビギナーランナーにありがちな初フルマラソンでの”失敗談”、トレーニングに影響を受けた2冊の本、鶴見辰吾さんが「先生」と呼ぶナイキアプリとの練習、レース当日までマラソンレース挑戦までの過程を綴った内容になっています。
ロードバイクの話もでてき、自転車好きの方はより面白く読めると思います。
自転車乗りの方でこれからマラソンに挑戦しようと考えている方、ランナーの自伝が好きな方、鶴見辰吾さんファンの方はぜひ読んでみてください。
▼本書より
フォアフット走法は「born to Run」というベストセラー本で一躍有名になった走り方のことだ。かかと着地より速く走れるということで、ランナーの間でかなり話題になった。ところが、フォアフット走法を取り入れてケガをする人も少なくなく、着地した後にかかとを地面につけるのかつけないのか、爪先ではなく母指球で着地すべきではないのかなど、さまざまな意見が飛び交った。
今では日の出とともに起床し、リビングへ移動。シットアップベンチとダンベルで12種類の筋トレを36分以内に済ませ、アップダウンの多い10kmのマイコースへと走り出す。7時前には自宅に戻り、仕事に出かける。
距離不足で幻となった初マラソンで3時間12分という記録を出せた理由は、なんといってもロードバイクのおかげ。
急いでいるときでもタクシーではなく、ジョギングと決めている。こういう新しいルートが発見できるのも、足腰がしっかりしているからこそ。自分の脚で移動できるということは、生き物として根本的な強さだと思う。
【金哲彦氏推薦!】
『51歳の初マラソンを3時間9分で走ったボクの練習方法』鶴見辰吾・著
管理人:トレイルランナーズ大阪代表、米国UESCA認定ウルトラランニングコーチ。大阪府生まれ。日本では数少ないマラソンとトレイルランニングの両面を指導できるランニングコーチ。大阪府出身。2012年に起業、実践と科学的知見に基づいた指導は「具体的でわかりやすい」と初心者の指導に定評がある。歯に衣を着せぬストレートな物言いが評判。
自身も現役のランナーで過去15年間で100大会以上に出場をし、ランニングを通じて日本中・世界中を飛び回るという「夢」を実現し、28か国30地域のレースに出場。
2012年から『はじめてのトレイルラン』教室を開講し、1万人超が体験する人気に。山でのマナーや安全な走り方の啓蒙活動にも注力し、グループで走る楽しさを伝え続けている。